看護師の仕事の話

必要とされる現場によって
わたしに必要とされるケアや技術や知識は
異なるのだけど



この仕事から退かなければならない時まで

命を
宝物のように
触れたいという
気持ちを失わないたくないと


今日改めて思った



エンパシー



わたしがしたいのは
助けたい
救いたい
そんな大それたことよりも
（それはどんなことをしても叶えられない命もたくさんあるから）

「そのひとがかゆいところに手が届かないのなら、少しでもそこを見つけて手を伸ばす、届ききれないとしても」


いつも
その気持ちで
ひとの命に
触れたい



自分の持つすべての感覚で
感性で



出会えた命に
少しでも
共鳴する



その能力に
恵まれて


この天職に
巡り会えたのだから



わたしがそれを
全うしたいがために


しわ寄せを
受け入れてくれている
全てに感謝



こうしか
生きられないから


しわ寄せを受け入れてくれているところに
ごめんねって
思いながらも



限られた灯火の命に
共鳴することを
やめないよ



こうしか生きられないし